最低裁判所The Lowest Court
判例集2003.5
実は単なる日記のページ(誰だ観察日記だなんていうヤツは)。
基本的に独り言なので細かいことは気にしない気にしない。
内容は事実ではありますが、シャレや創作も含みます。そこらへんわかってね(^^)

  2003.5.22〜25
再妙義・再秩父
え〜先月末から延々9日間にわたり東日本を蹂躙してまいりましたが、また関東に行ってきました。大学時代の部活の連中との恒例のバカツアー「今いちばんホット(かなりヤバいらしい)な」秩父鉄道ということで、ついでに再群馬再妙義。ところが、これまた去年と同じく最終日に関西コミティアが重なってしまったため、1日目再妙義、2日目ツアー、3日目早朝に離脱して帰阪、コミティア参戦というバカスケジュールで吶喊です。

22日深夜、阪急で大阪に出て23日0037発サンライズを迎撃。ところが、乗る予定だった急行が目の前を通り過ぎていき、初っぱなからケチがつきます(あとの普通でも十分間に合うのでいいんですが)。ま、後の普通が5300系更新車だったので許してやることにします。

で、大阪に着いたら着いたでまたハプニング。サンライズが40分ばかし遅れてやがります。東京からの新幹線は自由席なので問題は無いと言えば無いのですが、まさか500kmも彼方まで40分の遅れを持ち出すこたあ無いだろうとわりとのんきにしてました。

で、5分取り戻して35分遅れで大阪に到着。っておっさんそこ俺の席や!しかも大いびきをあげて爆睡してやがるし、今更どかせたところで生暖かいカーペットに使用済みシーツじゃSARSに感染しそうなので、となりの未使用席に潜り込んで寝に入ります(空いてんなら文句言うなよ)。

前回酔いどれのまま階上席でシェイクされダウンした経験から、今回は階下席を取りました。揺れはたしかに少ないように思えるのですが、おっさんのいびきがうるさすぎて寝られません。まあ、それでも以前よりは比較的眠れたようで(お世辞にも快適だったとは言い難いが)、「階上は揺れが大きいので寝れん!」というのは間違いないような気がします。階下席は床下からの騒音が大きいそうですが、おっさんのいびきのほうが5万倍くらい不快だったので今回は参考記録と言うことで。

早朝、車内放送で目を覚まします。
大阪35分遅れを45分遅れに広げ品川で運転打ち切り。げっマジかい!平常ダイヤなら途中で追い越す客レのあさかぜに最後まで逃げきられてしまうという大変恥ずかしい状態で、1時間あった上越新幹線への乗り換えが10分くらいにまでカット!いやこりゃ困ったなと思う前に、運転打ち切りなら特急料金払い戻しだからシングルデラックスにしとけば良かった15000円損した、という一般の方にはわかりにくい理由で悔しがっていました。もっとも品川〜東京間の運転打ち切りは特例で差額のみ払い戻しだったんですけどね。精算所に行かなくて良かったです。恥かくところでした。

品川で薄汚い臨時ホームにはき出されます。しかし時間は平日朝の通勤ラッシュ時間帯。山手・京浜東北線に大荷物で突撃はさすがに顰蹙なので東海道線をチョイスしたのですが、やってきた列車はドリフのコントのような混雑ぶり。品川でほとんどが降り、車内は新聞を普通に読める程度に空いたのでよかったのですが、首都圏のラッシュのえげつなさを初めて目の当たりにしてあらためてここには住めないと認識しました。

10分ほどで東京着。本当はここで朝飯がてらに喫茶店でぼーっとするつもりだったのですがパス。15分ほどしかないので、売店で国賊弁当(O-BENTOのこと)を買って上越新幹線ホームへ。うっはーもう入線してますMaxたにがわ433号!
ハイルブサイク!
自由席車両2階席は6列シートで快速並みなので、指定席車両が自由席で解放されている6号車2階に乗車。5列シートでちゃんとリクライニングします。こういうときだけ鉄道マニア(っていうほどではないがここではそういうことにしておく)で良かったと思います。ほかではまったく役に立ちませんが。
弁当食いながら車窓を楽しむ…ってほど楽しくなかったけど…で、1時間ほどで高崎に到着。レンタカーは9時から予約してましたが、どうしてもぼーっとしたい(ってなんだそりゃ)ので無理矢理お茶にします。

高崎からキューブGT-R。国道18号線を西進し、妙義へ。道の駅でビデオカメラをセットし、いざ妙義ヒルクライムスタート!リアシートの上を右往左往する荷物と悲鳴を上げるタイヤ、ランクルとロードスターに煽られながら中ノ岳神社の駐車場に到着。いやあいつ見ても変わった景色で一見の価値ありです。公共交通機関が無いのが辛いところですが。ぐるっとひと通り撮影の後、ダウンヒルスタート!助手席の三脚を押さえながらの三脚押さえデスマッチ(そんなものはない)。っていうかこれだけです。すみません。

キューブGT-R(ってGTちゃうやんけ)。
右下は車載カメラの設置例。

いちおう3時頃に高崎に戻る予定でいたのですが、現在12時。いくらなんでも早すぎるので、昼飯に釜飯もいいなあと横川にある鉄道文化むらへ足を運びます。しかしだ、
展示車両がことごとく施錠され、中に入れません。畜生平日だから絶対ひと少ないし、資料写真撮り放題だと思ってたのにムキーッ!結局EF58の運転台とはまたもやご対面できませんでした(D8で出てくる救援機、実はEF58にするつもりだったが運転室の資料が見つからなかったため諦めた、という経緯があった)。

これだけ並んでて一切車内に入れません。

むかつきながら車に戻り、おぎのやドライブインで釜飯くんたま。翌日ツアーの昼食にしようかと思いましたが、やや肌寒いとはいえ5月に常温で24時間放置というのは少々不安なのでやめました(自宅で冷蔵庫なら躊躇なしですが)。峠の力餅というヤツを宿とツアー移動中のおやつとして2ケース買っておき、途中睡魔におそわれながらも高崎へ戻ります。

高崎からも新幹線ですが、ちょうどいい時間に来たあさまは満席立ち席まで出てはさすがに乗る気になりません。30分ほどロスしますが、後発のときに狙いを絞ります…って200系更新車とは…まあいいや。こちらはそれなりに空席があり、車端席を確保。…と、いつのまにか寝てしまい、気がついたら上野手前。まあ1時間だし。
東京に荷物をひとまず置いて秋葉原へ行ってきます。とらのあなへ今度はマジでエロ同人誌(すみません、表紙が気になってました)を探しに行きますが見つからず。他気になる非エロ本もやはり見つからず。ついでにうちのG☆A本がどこにもないようなんですが、並べてもらえないんでしょうか。

東京駅で荷物を引き出し、新宿へ。ここでも買い物をしておこうと思って中型コインロッカーを探したのですが見つからず。しかたなく雑踏の中大荷物を持ったまま紀伊國屋書店へ。いやあもう大顰蹙。ごめんなさいもうしません…まあそれはそうなんですが、なんで上下移動に不自由な俺がエレベーター内で手ぶら同然の方々にイヤな顔されますか?

買い物を済ませた後、地下鉄丸ノ内線で南阿佐ヶ谷へ。本日の宿であるホテルアミスタ阿佐ヶ谷。大井と同じ値段ですが、こちらのほうが新しいようで綺麗です。付近にもぼちぼちですが飲食店があり、繁華街から少々離れている点、アシが地下鉄一本しかない点に目をつぶればいいところです。LANが来てるのでネットし放題だし。
晩飯に、途中豚骨臭プンプンだったラーメン屋へ。悪くはないのですが、ちょっと塩辛いな。いまいち。

翌8時過ぎ起床。さっさと身支度をすませてチェックアウト。また吉野家で朝飯を食い、新宿へ。中型ロッカーを前よりも念入りに探したのですがやはり見つからず。しょうがないのでそのままマイシティのToolsへ向かったら、マイシティの1階に「携帯電話がカギ」時間貸しロッカー3時間まで100円。普通のロッカーより大きめだし、昼前には取り出すのでちょうど良かったです。
←阿佐ヶ谷のケヤキ並木。壮観。

東急ハンズ、紀伊國屋書店へ行き、荷物を引き上げ今回のツアーの集合場所である池袋へ。ここから西武特急レッドアローで秩父へ向かいます。つうかレッドアローって赤くねえ!しかし首都圏のひとってすごいですね〜30分ほどで着く所沢まで有料特急をバンバン使うんですね。所沢、入間でほとんど降りていったのにはびっくりしました。

列車は1時間半ほどで終点西武秩父に到着。ここからしばらくは自由時間ということで、めいめい鉄マニの悪の限りを尽くすようですが、私は正味へろへろなので、三峰口で終日ボケーとする事にします。

三峰口。左が普通、右が急行秩父路。
終点三峰口には旧型の車両が放置展示されているので、そこでボヘーとし、急行で秩父へ戻りホテルへ。風呂、宴会、風呂、1時頃までだべって寝ます。寝ますっつっても翌日始発、駅まで徒歩40分。3時半起床、山道をカートを引きながら下り、途中またもや吉野家で朝飯。西武秩父0501発飯能行き普通に乗り、飯能から特急。特急券自動券売機、なんで通路側から先に売りますか。私の隣、ずっと空席のままだったのですが。客室中央A席から順番に売ってるんだな〜誰だよこんなプログラム組んだの。そういえば小田急だったかな?券売機で特急券を4枚とか買うと縦に並べられたとかいう話を聞いたんですが。

0630池袋着、丸ノ内線で東京、新幹線のぞみに乗ります。サンライズの指定券みて席に座っちゃいかんね。ごめんよ兄ちゃん。睡眠時間は2時間ほど、しかも途中何度も目を覚ますほど眠りが浅いので当然睡眠不足。新横浜発車後最高速巡航に入ったのを確認した後眠りにつきますが、三河安城付近、名古屋着、京都手前で目を覚ましただけ。ああよく寝た〜っても取り返したのは1時間ちょい分くらいでしょうか。それでもだいぶマシになりました。

10時前新大阪着。駅の近くにあるスターバックスで20分ほどボヘーとしたのち、新大阪センイシティ、関西コミティアへ。知人のところへ挨拶に行きましたが、「朝飯食ってないだろう」とサンドイッチやらパンやら阿倍野で有名らしい芋菓子やら、あと外注先の社員さんからも差し入れをもらったりで、食い物には激しく裕福?なので空腹とは無縁なのですが、一人なのでトイレに行けません買い物にも行けませんしかもときおり睡魔が襲ってきます。

閉会後いつもの方々とお茶シバキ。仮面ライダー555とアバレンジャーと明日のナージャで盛り上がります。その後場所をマクドに移してあちらさんは打ち合わせの続き、私は晩飯代わりにかっ食らって、快速で帰ります。ああ、ちょうどバスが来たのでレーザープリンタを買って帰った以来のバス。疲れた。でもまたどっかに行きたいなあとおもいつつ今回はお開きということで。

2003.5.18
DD105いなずま
後輩が取ってきた体験航海にまだ空きがある、ということで勝手に参加してきました。
海上自衛隊阪神基地護衛艦いなづま体験航海
久々に神戸までバイクで行って参りました。おおっ最低1ヶ月はほったらかしだったのに一発でエンジン始動します!チョーク引いたけどね。そろそろ去年のガソリンがやばいので早めに給油し、燃料劣化をごまかしておきます。タペット音がいい加減うるさいんだけど気にしません(しろよ)。
思ったよりも早く到着しそうだったので、途中時間調整もかねてマクドナルドでブランチ。プレミアムマックを食ってきました。
ビーフを2倍!ってそういうプレミアムかよ。質より量ですか?低価格志向から高級志向に方向転換したんじゃなかったっけ?価格分のプレミアムが消費者に全くアピールできていない、商品開発のコンセプトから間違ったメニューでした。

左が今回乗艦したいなづま、右が同型艦あけぼの(手前は掃海艇つきしま)。ここ1〜2年に就役した新造艦なので居住性もよく(たぶん)1時間半ほどのクルージングも快適。ま、所詮軍艦なのでそこら中に出っ張りやトラップがあり少々危険ではありますが、艦橋や機関制御室、搭載ヘリにも遠慮無しに入れてしまうなどけっこうなサービスぶりで大変楽しゅうございました。
ちなみに海軍カレーは食い損ねたさ。ちっ。

2003.5.11
コミックシティ大阪
一人で十分対応できる程度の混雑具合(というか、そもそも混雑していない)。男性来場者が少ないのはコスチュームカフェ関西店が同日開催だったからか?
…そろそろ壁でなくてもいいよなあ。
いや、もしかしたら…隔離?

2003.5.10


びわ湖わんわん王国に行ってきました。
犬〜犬〜犬〜!

結局午後から閉園間際まで、しっかり戯れてきました。
また行こう。やっぱケモノはいいなあ。

2003.4.27〜5.5
黄金週間死のロード!みちのく一人旅湯けむり秘境連絡船殺人旅行十和田丸空白の1時間半鉄道マニアは何を見た!?
長げえよ。
まあ半月も過ぎて今さら何やってんだか(※今日は5月20日)ですが、関西に観光に来ていた台湾人がSARSを発症したのをマスコミがバカ丸出しで煽って騒動にしてしまった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。GWの各イベント開催日程の関係から4/27〜5/5まで長期遠征。前半は15年ぶりくらいに東京ディズニーリゾートからコミックレヴォリューション、中3日の間東北をぐるっと回って東京に戻り、後半戦に入るというものです。

4月27日
東京ディズニーランド

始発のひかりで上京、1日目はランドを襲撃。えーっと前に行ったのは…つくば'85?
京成電鉄ディズニーリゾートラインの2日券を購入し、元を取るためにいきなり乗車。こういうところまで雰囲気作りにこだわり、客をその気にさせる手法は見事ですね。チューバスもしかり。
で、入場自体はウェルカムセンターでチケットを引き替えてきたこともあってスムーズなんですが、それ以外はなんつうかもう人多すぎ!まあ最悪のカレンダーと言われる今年のGWの前半連休最終日とあって、のっけから混雑してますイヤですね〜。初っぱなにプーさんのハニーハントファストパスを取るためだけに50分待ち、10時前に入場してファストパスの入場時間が18時以降という有様(スタンバイはすでに180分!)。この時点で帰りたくなってきます。

ファストパスとは、時間指定のアトラクション優先入場券のようなものです。むろん取り放題ではなく、一つの施設でファストパスを取った後は2時間のインターバルが必要となり、瞬時の判断力と計画能力が問われます(っていうほど大したもんでもないが)。この駆け引きも思えば結構楽しかったな。

ファストパスとスタンバイを組み合わせても、50分とか1時間待ちがざらというのはやはりキツいモノがあります。あとパレードも両方見ましたが、まあなんつうか人気キャラを持ってる強みってすごいなあ、やるなあ京成グループ。宿泊はホテルオークラ。なんつうか、バストイレだけでうちの部屋より広くないですか。

上:チューバス
下:モノレールのつり革。
ここまで徹底的に雰囲気作りをしています。

4月28日
東京ディズニーシー

GW期間中とはいえ平日の月曜日。好天にも恵まれましたが(しっかりサングラスの跡だけ残ったり)昨日とはうってかわって人が少ない(っても混雑してるとは言えないという程度ですが)東京ディズニーシー。こちらのほうがいい感じですね。作りがダイナミックというか。端々に芸人やタレントがいたりして、石像にいじられたりタップダンスに巻き込まれたり、舞台の向こうではなくすぐそばの楽しさとでもいいましょうか。

こちらは長くても30分待ち程度なので、そっこら中遊び倒してきました。それでもアラビアンとマーメイドは時間が足りず「立ち寄った」だけなのが悔やまれますが、まあ仕方がないでしょうね。

ところで、このディズニーランドのアトラクションにはたくさんの産業用機械からの応用がなされているようです。だいたいが工場などの無人搬送機やコンベアなどの技術を応用していると思うのですが、このあたりをアトラクション紹介を含めビジュアル的に詳しく解説した本を作るってのはどうでしょう。こういう事に興味を持つのはいいことだと思いますが、京成ランドは夢を壊すからと嫌がるでしょうね。

夕方、旦那の転勤で首都圏に引っ越しした友人と晩飯。やっぱりつばめグリルはいいですねえ…というか、適当な値段で美味いもんが食える店、他に知らんしなあ…

今日はとりあえずいつもの新宿ワシントンで宿泊。明日のために英気を養うつもりでしたが、あてがわれたのはなんか微妙に狭い気がする角部屋。まあ寝るだけだしいいけどね。

4月29日
コミックレヴォリューション

あー何時に起きたっけ?まあいいや。身支度をすませ、近くの吉野家で朝飯。すでにバテバテ。東京のコインロッカーに大荷物を放り込み(8泊なのでいつもよりはるかに荷物が大きい)、明日までネットから離れるのでメールチェックと送信だけやっておこうと、JR東日本の無線LANアクセスポイントがある東京駅地下銀の鈴広場の喫茶店に入りました。
「アイスラテ」をオーダーしたのにアイスコーヒーを出されるし、作り直しのアイスラテも「ミルクを入れたグラスにベンダーのアイスコーヒーをダー…」ってそれはアイスラテじゃねえ!カフェオレやんけ!もう来ねえよ!

で、まあいつものメンバーと落ち合って東京ビッグサイトへ。京浜急行おジャ魔女どれみ明日のナージャパスネットを先行発売とかで、上大岡の京急百貨店まで買いに行ったバカからカードを受け取り悶絶。私はナージャだけでいいと言ったのに「いやどれみキツいっすよ」と渡されたカードは確かにキッツいです。ああなるほど、どれみとドレミカーを掛けてるのかと判明したのは数日後の話。
さて今回のレヴォ、初のビッグサイト開催となってどうなるか予想がつかないことから無謀にも前回比(去年春)100%増(要するに倍)の搬入を行い、「いっやー半分余りました。これは来場者が全員テニスの王子様に」と濡れ衣を着せる手はずだったのですが、どういう分けか電D新刊とひなてつが売り切れという結果になりました。G☆Aが余ったのはまあしょうがないですが、それでも半分残るという予想よりは上を行きました。まあ、行列も全然できなかったので、コミケなどと比べるとはるかに楽なイベントでした。

終了後、「焼き肉が食いたい」気分で新橋の万世でご飯。場末の焼き肉屋のような店があったのですが、育ちの悪い私以外には抵抗があったようです。結局万世で肉。

その後東京駅地下でエクセルシオールでコーヒー、別の店で新幹線とホテルでのおやつにチーズうさぎなるものを購入。餅の中にクリームチーズが入ってるとかで、食べてみると想像をまったく裏切らない味というのはほめていいのかどうか微妙です。いやおいしいんですけどね。

東京からはやて号で仙台へ。しっかしE2系ってのはまったくおもしろみのないというか、インテリアにデザインなどいらんのです。えらい人にはそれがわからんのですとでも言いたげな作りはちょっとなあ。いやまあ人乗せて運ぶだけのもんだからいらないっちやあいらないんだけどさ。

1時間半ほどで仙台着、やっぱりばっちり仙台ワシントン。しかし事前のロケーション確認がものすごく適当だったために要らんところに回り込み、1時間近く歩き回るハメに(まっすぐ歩けば15分)。バカだなあ俺!バテバテなのに。
本日から毎日「宿でアミノサプリ1リットル」。夜中にトイレ行く行く。

4月30日
ぐるっと仙台付近

宿をチェックアウト、通り道にやっぱり吉野家があったのでそこで朝飯。コンビニで茶やらおやつやらを買い、仙台駅へ。コインロッカーに荷物を…と思ったら、なんですかここのロッカー、先に金を入れないと開きません。いたずら防止なんだろうとは思いますが、えーっそんなの見たことねえよ!私みたくコインロッカーにギリギリ入る大きさの荷物だとかなり怖いですね。キッチキチでも何とか収まりましたが、実はすぐ近くに同じ値段でひとまわり大きいロッカーが。なんだそりゃ。

くりはら田園鉄道
ということで、仙台から社会性の低い鉄道マニア間で目の敵にされている701系に乗って東北本線石越へ。確かに、この車が緩急結合ダイヤの快速なら文句の一つも言ってもいいと思いますが、103系万歳701系死ねでは説得力などありません。
約1時間ほどで石越到着。くりはら田園鉄道、始発駅が無人駅!まあ仕方がありませんね。地上の変電設備が老朽化し更新の必要があったものの、更新費用がないという理由で気動車化されちゃった路線ですから。
列車(っても単行だけど)は文字通り田園地帯をえっちらおっちら、時々結構なスピードで駆け抜けます。私好みの景色はは終点間際だけだったので私的にはなんとも言えませんが、途中乗ってくるのはお年寄りがほとんど。うーん、存続問題もあって実験的に期間限定で運賃を半額にしていたのですが、実際どうなんでしょうね。交通弱者救済とかもっともらしい屁理屈をこね、ひたすら他人の財布をアテにし、鉄道存続のため地元県民の税金投入を「勝利宣言」とのたまうような●○がキーキー騒いで「広い視野でしっかり考える機会(結論はともかく)」が失われないことを祈るばかりです。


くりはら田園鉄道石越駅。
このたたずまいで無人駅というのはやはり寂しい。

くりでんの主力装備。
ヘッドライトが鉱山で使うカンテラになってます

車掌は松尾です
当初はそのまま東北本線を上り小牛田から石巻線に入るつもりだったのですが、めんどくさくなった(つうか日程4日目ですでにバテバテ)ので、松島から仙石線松島海岸まで徒歩で移動。途中、松島を通りましたが、どんより曇り空鉛色の汚ねー海「どこが風光明媚なんだ」と首をかしげるばかり。土産物屋の牛タンの薫製(牛の舌が原形をとどめたまま真空パック)が興味を引きます。

無線LAN
仙石線の103系で仙台へ戻り、駅前地下で牛タン定食を所望。いやあ美味いずんだ餅緑色がなんかイヤだったので手を付けませんでしたが、後ほど経験者から「あれは不味い」との情報を得たので避けて正解でした。
で、食事後みどりの窓口で八戸までの新幹線を押さえ(つうか全席指定って面倒だなあ)、スターバックスでラテでもすすりながらJRの無線LAN…って店をおもいっきり間違えアクセスできず。ちゃんと下調べしとけよ俺!ここで1時間半ほど時間をつぶすつもりだったが、ネタがないので30分ほどで店を出、駅周辺を徘徊します。

ヨドバシカメラマルチメディア仙台
トイレを借りに入ったヨドバシカメラマルチメディア仙台。トイレに商品のウォシュレットが取り付けてあり「お試し下さい」。これはいいんです。「お気づきの点があれば遠慮なく店員にお申し付け下さい」。ウォシュレットを付ける手間トイレのドアのヒンジ(センターピンが外れたらしく針金でくくりつけてある)とコート掛け(いたずらか壊れたかで外されている)をなんとかしてほしいもんです

新幹線ホームに上がり、待合室の無線LANで遊びますが、後ろがガラス張りなのでさすがにエロサイトは見られません

中間駅はちのへ
はやてで仙台から八戸へ。東北新幹線青森延伸の暁にはただの中間駅になるのに無駄に豪華です。
しかしさすがは北国。さっぶう!長袖Tシャツにフリースでもまだ寒く、念のために持ってきたナイロンのヤッケを着てちょうどいいくらい。季節が確実に1ヶ月さかのぼってます
そうそう、晩飯を食う時間がないので列車内で駅弁ですませようと思っていたのですが、駅改札外の弁当屋、品切れ続出で弾がない。ま、私は周遊券のメリットを最大限に生かして改札内の売店で焼き肉弁当を買いましたがね。

スーパー白鳥
さて今回、ここでしか乗れないという理由で接続列車を一本ずらしてスーパー白鳥をチョイス。一見カッコよさげですが、なんか横だけを見ると「作りかけかシール貼り忘れ?」みたいなステンむき出しのあまりに無機質なデザイン。乗降口まわりのワンポイント、かっこはいいんですが車全体とのバランスを見るとかなり弱いです。
車内のLED案内での天気予報「雨か雪の確率」マジですか?
車内でさっき買った駅弁倉石牛めしをかっ食らいます。地元の牛肉を使ってますが、冷えてるにもかかわらず柔らかい。そりゃ暖かい方が美味いんでしょうが、それでも美味しゅうございました。にしても揺れるなあ…まあしょうがないけど。

青森
20時頃到着。車窓からライトアップされた変なオブジェが見えます(橋と産業振興館)。八戸よりもっと寒い上に雨が降ってます。駅からかなり離れた青森ワシントンホテルにチェックイン、途中コンビニで買ったプリンを食って寝ます。

5月1日
朝630頃に起床、7時に出発。駅までの途中MP3プレイヤーをうっかり滑落、起動不能にさせてしまいますが、後ほど脱落時にメモリーカードが抜けてしまったことが原因であることが判明。結局見つからず(そりゃそうだ。青森は車道も歩道も広いから)青森に忘れ物を残してきてしまいました。
ところで青森、8時前に営業しているメシ屋がありません。仕方なくガストで朝食。まあしゃあないか。

津軽鉄道
あおもりから特急つがるで弘前へ。接続を待って五能線経由で津軽鉄道を襲撃。五能線はどこまで行っても山とリンゴ畑と田んぼしかない5分もいれば飽きる風景でしたが、津軽鉄道はだだっ広いなか低規格の線路がひたすらまっすぐ伸びる、あまり体験したことがない風景なので新鮮でした。
つうかこの辺、人の手の入ってない原野が堂々と平野にあるのにはびっくりしました。山の中ならまだわかるんですが、本州にこんなところがあるとは思ってもいませんでした。あと、こちらの地方私鉄にはもれなく車両が放置され朽ち果てているのも印象的。
何も考えず津軽中里を折り返し、津軽鉄道接続駅であるJR五能線五所川原へ戻ったところハプニングが。


特急つがる。やっぱりすごいデザイン。

五能線。こんな景色が延々と続きます。

津軽鉄道の主力兵器。見事に普通。

津軽鉄道車内より。こんな景色が以下略

落石のため運休
五能線の反対側で落石があり、指定を取っていたリゾートしらかみが運休。代行バスが来ていたのですが満席、最後に乗った私はバスガイド席しかなく、また上の写真を撮ってないという芸人根性でバスを降り、次の普通列車を待つことにします(不通区間をまたぐ列車はリゾートしらかみだけだったんですね)。
1時間半ほど周辺をぶらぶらして時間をつぶし、普通列車で弘前へ。弘南鉄道を襲撃します。

弘南鉄道弘南線
弘南鉄道弘南線はというと、これがまた面白くも何ともない路線。どこかのお下がりのような車両でダラダラと走るだけで、津軽鉄道以上に何も考えずに折り返し、弘前から特急かもしか(今時懐かしくなるような内装の485系)。10分ほどの行程で大鰐温泉へ。こちらでも朽ち果てた車両がお出迎え。なんだかなあをおもいつつ、接続列車を待って弘南鉄道大鰐線で中央弘前へ。こちらは終点中央弘前付近の川の土手を走るあたりが味わいがあってよかったです。

弘南鉄道中央弘前からJR弘前まで徒歩としましたが、あらかじめ調べた道を歩かなかったためしっかり逆方向へ。JR弘前はにあるのですが、なぜ夕日に向かって歩きますか?バス停の行き先表示を頼りにJR弘前へ戻り、特急つがるで青森に戻ります。
晩飯、またガスト。ああ何やってんだろ俺。

5月2日
7時前にチェックアウト、青森からの特急つがる(周遊きっぷの元を取るべく特急最優先でスケジュールを組んでるあたりがセコい)車中で駅弁帆立て釜めしを朝飯にしながら三沢へと向かい、十和田観光電鉄を襲撃。終点十和田市でもそうなんですが、なぜか駅の立ち食いそばが繁盛しています
やっぱりどこかで見たような車両が待っていたので最後尾を陣取りますが、動き出したら誘導音が!?なぜこんな地方私鉄にVVVF車がいますか。よくわかりません。沿線はローカルそのもので味わいはあったのですが、なんか雰囲気が違うなあ。まあいいけど。


十和田観光と弘南鉄道。イヤ逆か?どっちも同じようなもんだからいいや。


終点十和田市駅は大きなショッピングセンターとバスターミナルのおまけなのですが(ヒドい)、こんな早朝からは店なんかやってません。付近をぶらぶらした後すぐさま折り返して三沢からきらきらみちのく下北。これまで落石とかいやなものが漏れて運休になったらやだなあとか思っていましたが、ちゃんと来ました。いやあ眺望はいいですね。海以外たいしたものはありませんが。

列車は観光列車なので、車掌さんが軽く観光案内をしてくれます。途中交換もかねて陸奥横浜に停車、そこで地元農協が菜の花ドーナツなるものを売っていたので購入。
地元産の一番搾りなたね油を使って揚げているそうで、見た目は油っぽそうですが口当たりは意外にさっぱりしてました。しかしドーナツなのに全然甘くないとか、中身が緑色ってどうよ?いやそれなりに美味かったので、その日のうちに全部食べちゃったけどね。


中が緑色です。

本州最北端の駅、下北。
これ以外何もない。

途中下北で降りたものの付近は何も無し!下北交通の残骸でもないかと思ったけど、軌道も引っぺがしてあり何も無し!駅前のコンビニ往復だけで帰りのきらきらみちのく津軽がやってきたのでそのまま折り返しました。あ〜あ。
途中、野辺地に南部縦貫鉄道の施設が朽ち果てて残っておりました。行きたいなあ、でも遠いなあと思っていたところに廃止が決まり、行くにいけなかった痛い記憶が。まあ遠いからな、しょうがないな。

そのまま青森に戻り、駅前の観光市場内にある食堂で豪華海鮮山盛り市場丼を所望。まあ1500円でご当地の海の幸てんこ盛りなら許せる範囲だろうと思ったのですが、よくよくメニューを見たら2500円!しまったあとおもいつつ、ウニにイクラにアワビに毛ガニにと豪華だから仕方ないなあと写真を撮って、醤油ぶっかけごちゃ混ぜにしてありがたく頂戴致しました。美味でしたよ。財布は痛かったけど

その後県観光物産館アスパムなる三角のけったいな建物に行ってきましたが、なんかいろいろ間違ってるなあ…10分くらいでアスパムを後にし、海沿いを通って八甲田丸へ。こちらは全部をなめ回すように鑑賞、ああ俺も現役時代に行っておきたかったなあと少々後悔しておきました。
いいけどさ、きらきらみちのく内にあったクーポン、有効期限が間違ってて八甲田丸で使えませんでした。まあ100円引きくらいだからいいんだけどさ。

ぼのぼのあけぼの
明日のイベントの都合もあり、東京に戻る脚として寝台特急あけぼのをチョイス。ソロ2階席で無理矢理でも立てるスペースがありますが、やはり押入は押入。青森で駅弁(名前忘れた。津軽海峡弁当だったかな)を買い、車内で食べながらノートパソコン+大容量バッテリ+DVDドライブで友人から借りた陸上防衛隊まおちゃんをコンプリート。設定だけならちゃぶ台をひっくり返す代物なのですが、黒田洋介の中のバカな方が醸し出すユルユル具合が結構楽しいです(ピアノソロのBGMが味わい深い)。俺的にはかごめ先生がストライクゾーン外角高めで、紫の百合の人が打ち所です。どうでもいいですが。

5月3日
スーパーコミックシティ

朝、上野駅で協力団体の迎撃を受け、京葉線のりばの近くにある弁当屋で軽く朝飯。ここで荷物を置いていかなければならないことを思い出しまた500mを戻ります。アホです。

大井町まで荷物を置きに行き、そこからりんかい線でビッグサイトに乗り込みます。ま、こちらは赤ブー主催なのでイベントに思い入れも愛もありません(なんでサークル参加なのにパンフ全員購入かね?オールジャンルなのに特定作品の表紙ってのもなんだかなあ)。開会の拍手も無し、男子トイレも半分が女性専用にされ、野郎は死ね!と言わんばかりの仕打ち。トイレ遠いよ!アナウンスとともに販売を始め、13時には早々と撤退。ゆりかもめ竹芝で降り、都立産業貿易センター浜松町館2Fで開催中の東京のりもの学会に参上。漫画系の本を数冊買って、閉会までぼーっとします。他のフロアでもイベントをやっているはずなんでのぞきに行ったりもしましたが、人が少ないので怖くて入れませんでした。

閉会後、築地の寿司屋へ移動。足りないんじゃないか?とか言いながらオーダーして、なんだかんだで結構満腹。普通の寿司屋で3000円でこれだけ食えりゃ大満足。大井町までもどり、宿であるホテルアミスタ大井にチェックイン。各部屋にLANが引いてありインターネット使い放題。さして新しい建物ではありませんがこれならまあよし。正規料金では泊まる気はしませんが、割引料金なら許せる範囲でしょうか。

5月4日
珍しく9時頃起床。デジキャラットにょ!を見ようかなと思ってたんですが、パナホーム研究所(松下電工グループ)のニュースをやってたのでそっちを見てます(ツッコミどころ)。10時前にホテルを出、りんかい線で東京テレポートへ。今日誕生日を迎えるバカがおり、アンミラでお誕生会をやっていじろうというわけだったのですが…11時の開店直後はガラガラだと思ってたらさすがは3連休の中日、入るだけで待たされる状態で、とてもお誕生会ができる状態ではありません。後ほど夕食に広尾店にて行うとしこの場は散会。りんかい線で新宿へと向かいます。

新宿ヨドバシでポイントでエアブラシをもらうつもりだったのですが、しっかり品切れ。マイシティのツールズでいまどきレトラセットのスクリーントーンを買うはずが、目当てのパターンが一つどうやら売り切れの模様。やむを得ず在庫のあったほうを買い占め(ヒドい)池袋三越へと向かいます。なぜ三越か?しかも池袋?ええ、もちろん銚電名物ぬれ煎餅を大量に買い込むためです。しかし5枚入りが数袋あるだけでとても私の需要には応えきれず、東京駅地下名店街へ望みをつなぎます。

後、秋葉原へ出るも相変わらず特に行く場所もなく、買うものもなく。適当に時間をつぶすだけになってきたので、とりあえずとらのあなへ販売状況チェック。目の前で新刊5部をお買いあげいただいたあなた、兄貴と呼ばせてください。

結局アキバではビタ一文落とさずに東京へ。地下名店街でぬれ煎餅を買い占め同然に買い込み、ホテルへ戻って荷物を置き、しばらく休憩ののち渋谷の東急ハンズへと向かい、スペースのテーブルクロス(ではないだが、そういう使い方をするので)を買います。カップルだか夫婦だか知らんが俺の目当てのものをつかんで、口調も荒げに延々と相談したあげく結局買わないのはプチ迷惑です。

後、恵比寿から地下鉄乗り換えで広尾へ。いよいよ野郎ばかりでアンナミラーズでのお誕生会とは名ばかり自分以外を公然といじってもいい会です。
噂に聞いてた程度なのですが、店員さんが総出で「はっぴばーすで〜」を歌ってくれます。アンミラは撮影禁止(という規則があるかどうかは知らないが、少なくともウェイトレスは撮らせてくれない)なのだが、どさくさ紛れに撮っちゃったい。しかしだ。肝心の主役もウェイトレスもまともに写っていないというトホホなデキでした(しかも正面が鏡だったため俺までバッチリ写ってて出すに出せない。変なオチが付いたな)。ちなみにこのお誕生会は「簡単な方」で無料だったのですが、有料オプションでゴージャスなタイプのものもあるそうです。同人文化に毒されたあなたなら当然アレな妄想にふけるころですが、もちろん違うので我慢してください。実際のところどんなのかは知りませんが。

散会後、ホテルに普通に戻ってねりゅ。


大井町駅りんかい線乗り換えエスカレーター。長い。

アンミラのバースデーサービス、アイスクリームとキャンドル。

5月5日
コミティア

俺と同じ電波の出てる本をゲットできたのは幸い。しっかし帝國メイド倶楽部さんよ、会場でこういうものを配布するかねえ?(ケツのシミは私がこぼしたポテチの脂です)。他にも言いたいことは山ほどありますが、コスチュームカフェは堅実な運営をしていると聞いていて、なおかつ帝國メイド倶楽部自体にも諸般の事情で興味があっただけに猛烈にガッカリです。
会場で元会社の同僚と落ち合い、近所の飲み屋で3時間くらい騒いだ後、流れ解散で京都に戻ります。おっかしいな、くったくたのはずなのにあんまり寝れんかったなあ…まあいいや。


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