![]() |
2001.4.28〜29 |
2001.4.20
埼京線です最強です
ご無沙汰です。友人からパンフの図解に使うイラストのモデリングを引き受けたというのも有るんですが(ちゃんと制作料は発生します)、昨年夏からの禁欲生活の反動で遊びまくっておりまして、約1ヶ月ほったらかしでした。近ごろますます集中力が欠けてきております。ヤバい^^;
ゲーム
更新をサボってたのも原稿が遅々として進まないのもみんなダンジョンキーパー2のせいです。息抜きのつもりでワンステージだけ…の筈が案の定ハマってしまい、最終ステージに至っては6時間以上の激闘の末クリア。おいらの場合戦術・戦略よりも「最初の攻撃に耐えに耐え、過剰戦力を整えた上で一気に蹂躙する」身も蓋もない方法でクリア。設定やお遊びで「細かい芸」が充実していて「ゲームはやっぱり洋ゲー」とばかりに楽しみましたとさ。
でもって、リッジレーサー5。ノーマルモードでGPはクリアしたもののデュエルで全く勝てず(パックマンには勝ったが)しばらくほったらかしにしていました。で、こちらも久方振りの再トライでスペクトラに勝利。いちばん手強いはずのアンジェラスにあっさりと勝利するもクリナーレとリュムールに苦戦。ムキになって勝つまで続けた結果デュエルカー全車GET。バトルロイヤルもクリナーレであっさり勝利し、ノーマルモードは完全クリア。つーことで今はハードモードで遊んでます。
DOA2 HARDCORE
PS2ならやっぱりアクション!RPGや時間のかかるゲームはダメ!(いちおう原稿の事は気にしているらしい)ってことで、「どーせならちち揺れ」という理由で買ったのがコレです。
格闘ゲームといえばスト2以来、3Dは初めてというアレッぷりですが、かすみのコスを6まで確保。ちうか、こんなもん全部集まるかい!多少邪ではありますが、ゲームとして純粋に遊んでます。
SMノススメ
おいらが唯一買ってるベンダーのエロゲー。「育成」ゲームをSMで!ということでアレなCGがホラホラな奴ですが、パラメータがエンディングにどう絡むのか、どこでどうフラグが立つのか全くわからんので3回くらいやって全部バッドエンド。正解への一本道以外は底が浅いようで、途中からあからさまにルーティーンな反応しか返ってこなくなるのですぐに諦めムード。1ゲーム3〜4時間かかるのでそうそうリトライもできず、CGぶっこ抜きツールを入手してすでに「ズル」モード突入。天津堂のゲーム、CGはよくなるんだけどゲーム性はどんどん雑になって行くなあ…
あいこまつり
初めてオンリーイベントというヤツに行ってきました。それがおジャ魔女どれみっちうのもアレなのですが、後輩のサークルが鉄道系のくせにどれみをフューチャーした本を作ったりしちゃったからです。まあそこは鉄道系最右翼らしく、カタログの「サークルカットのキャラ別分布数」欄で思いっきり「その他…1」に分類され、「個人的にカシオペア展望車には漢(おとこ)を感じる」と評された鉄っぷり。おんぷちゃんの父君が寝台列車の運転手<ちうか機関士で、劇中に登場したからなんですが(機関車の次位はカハフだろ、というツッコミがあったとかなかったとか<編成がおかしかったらしい)。
おいらも好きは好きなんですがファンってわけでもないので、行くだけいって何も買わずに帰ってきました。オンリーって割には結構盛況だったらしいです。 ただ、会場はOMMビルという一般のテナントビルの会議室なので、通路やホールに座り込んで同人誌を読んでいることがいかに非常識なのかがよくわかります<コミケでも禁止事項なのですが、それが通用してしまう以上やっぱりあそこは異常なのでしょうね。
今度高崎くんだりまで、頭文字Dのオンリーイベントに「軟弱やおいにヤキを入れに(笑)」行ってきます。70ちょいのサークル参加で持ち込み部数各300!ヤキを入れられるか自爆して火だるまってオチですか(笑)
ちなみに北陸線からほくほく線経由で入ります。まっとれはくたか150km/h!
京浜急行VVVF
せんせきせんせきせんせきせん、せんせんせせせせせんせきせん。
ドアー手動です。
MOTOR MAN Vol.3。車掌DJがここにひとつの完成を見た、って感じです。東海道線へのライバル意識剥きだしっぷりといい、京浜急行2100形の起動音をフィーチャーしたグルーヴ感溢れるサウンドはそこらのへたれJーPOPがおさるの太鼓に聞こえます。マニア以外まったくわからないと思いますが。
春の新番
ちう事で改変期。今期は新番組が多いねえ〜。内容はピンキリやけど…。でわ、超私感でインプレッション。
まず、いい意味で裏切られたのがハレのちグウとコメットさん。ガンガン連載ということで全く期待していなかったハレのちグウですが、いやノリがいいっつうか間がいいっつうか。内容は無いに等しいし、ひとえにバカなのですが、こりゃあやっぱりウデの差でしょうね。コメットさんも、絵的にもキャラクターとしても子供向けとしてはおそらく新番組中最強の地味さ加減でしょうが、それが逆にいい味になっているのかやっぱしウデの差なのか…この2本は技ありですなあ。
で、次はまあこんなもんかなというヤツ。
作画も動きもいいけどどこかドロ臭いプロジェクトアームズ、オヤジが主役で、股間がすごいことになっている女形巨大ロボのZ.O.E。まあこんあもんでしょ。
こみっくパーティー。
いちおう原作はコンシュマーということになっているようですが、もともとはエロゲーだったと思います。
しっかしこれよー、即売会知らない人には面白くも何ともないんでないかい?(知ってても面白いかどうかは別の話ですが)やってはいけないことばかりやってるし?その機械は枚葉機?最新型はヤレを宙に飛ばすような仕様になっとるんかい?まあいいや。
ウェブダイバ〜…CGが…
制作現場からの魂の叫びが聞こえるシスタープリンセスと花右京メイド隊。企画では「妹」と「メイド」の「萌え萌え」だけで行けると踏んでるつもりなのでしょうが、現場はそれだけでは納得していないようで…そこかしこで変なモノが顔を出すのはスタッフのささやかな抵抗でしょうか。
突然12人の妹が現れるという破綻した設定が魅力のシスプリ。売り出す側にとってみれば一粒で12倍おいしいでしょうが、アニメ作品として考えれば一人あたりのウェイトは12分の1になるワケでして、んなもんマトモな掘り下げができるわきゃ無いでしょうが(キャラ的にはお約束ばかり並べ立てたようなので掘り下げる必要もないんですが)。アレな脇キャラ(12人の妹よりもキャラが立ってます)と変な像、ある意味狙ってるトホホな演出(1話以降見なくなったけど)、ぜひ入手したい暴力ポスペ等、きらりと光る何かを感じるのですが、いかんせん12人の妹の没個性っぷりの前ではチャラというワケには参りません。あと、オープニング途中からヒロイン役の声優のプロモーションビデオそのままになる勘違いっぷりが涙を誘います。
花右京メイド隊…初回冒頭5秒で「これはいけてるかも」と直感。
こちらも企画サイドは「メイド萌え〜」で走りたかったようで、オープニング、DVDジャケットその他宣伝ビジュアルは「メイドさん」のみという媚びっぷり(しかもジャケ写はメイドの下着姿ありの着せ替えジャケットだそうな。最終巻はぜひ太郎くん(主人公:♂)を起用してはっちゃけぶりをアピールしてほしいもんです)。エンディングに至っては劇中で3人組のキャスティングらしい声優コスプレ3人組のまんまプロモビデオで、ルックスが少々マニアックなせいか公共電波に乗ってきたとは思えない衝撃的なビジュアルに仕上っています。ミニスカのメイドルックできわどいフレーミングが続き、このまんま脱がされて本番プレイに入っても全く不自然に思いません(それはマジで勘弁してほしいですが)。ま、本編での主人公の徹底した被害者っぷりとか、地上波でここまでやっていいのか!?と思わずにいられない無茶っぷりはけっこう楽しめるので、見る価値は十分にあると思います。これもシスプリと同じように「ただのメイド萌えだけにしてたまるかい!」という現場スタッフの心意気なのでしょうか。
さあ今期改変の大本命!鋼鉄天使くるみ2式。
いやあ期待通りの素晴らしい出来です!最高です!後ろ向けの方向で!
第1話というか前作くるみのスペシャル編、2式に全くつながらない面白くも何ともない30分!15分でも間延びしてダレダレなのに、さらに倍!拷問のようでした。
で、先週から2式がスタート。ははあ、袴の巫女の眼鏡っ子で「はにはに〜」ですか…いったい何のつもりでしょう?戦時中の防空壕の、照明が施してある通路に面した開け放しの謎の部屋、謎の計器類にかこまれた謎の像!謎です!なぜそれでも謎になるのかが謎です!小さい頃からおじいさまから聞いていた話で、鋼鉄天使が巨大ロボのようなイメージだったお母さん。巨乳メイドをひと目見て鋼鉄天使だとわかりました。なぜならおじいさまからの秘伝書(鍋敷きとして日々活用中)にくるみの事が図解付きで書いてあったからだそうです。謎です!めっちゃ謎です!どうしたんだ黒田洋介!
2式と銘打った新規歌入れナシ(つうか、コレで入れ直したりしてたらそのほうが問題)・リミックスもイマイチ・アニメーションももうひとつの新オープニング!それでも2式(新規に制式採用)!謎です!
作画も落ちてるし(キャラデザ変わったんでしょうか?)、演出もやっぱり中途半端。パート2モノは前作よりも落ちるという不文律を忠実に守ったのはある意味立派です。同じことやってだけでは評価は下がるんだから、明らかに志の低い作品を作れば間違いありません。制作のM.O.E(萌え〜と読めってか)、マーケティングに恐ろしく長けているのか購買層をナメ切っているのかは実に微妙なところです。
そして真打!取りです!スターオーシャンEX!ダントツです!ぶっちぎりです!
最強ですか!?最強です!
オープニングで宇宙戦艦がエンジンを吹かして発進!した直後にカメラが追い抜いてしまうのを目の当たりにして、「もしや!?」とよこしまな期待に胸が膨らみます。
知識はあるけど知恵は無い小学生ゲーマーが書いたようなシナリオで、使い古されてパロディにしかならないネタ以外ありません。演出もイケてるものはゼロ、考証も楽しくなるほど雑です。例えば、
戦艦の艦長以下ブリッジクルーが原因不明の遭難事故の調査ため惑星に降下して制服制帽白手袋のまま正体不明の建造物の調査をします。宇宙戦艦なのに乗組員はブリッジクルーだけなんでしょうか?調査が任務なのに調査専門のクルーがいないとは、地球連邦軍はよほど人材不足らしいです。
あと、すごいのがハンドガン。ハンドガンと言うからには拳銃サイズなのですが、体高3メートルにも届こうかという動物を一発で蒸発(射殺じゃないですよ)させられるだけの出力を持っています。個人で携行できる装備としては明らかに過剰装備です。地球連邦軍はよほど大盤振る舞いらしいです。
宇宙の海はオレの海とでも言わんばかりのタイトルにEXまでついてスケールだけは大きそうですが、今はなぜかRPGそのまんまの安直ファンタジーな世界です。宇宙の「う」の字も出て来ません。村の長老に「あの娘も旅につれてってやってくれ」と昨晩散々説得されても断り、出発の朝も気は変わらないことを伝えたくせに、旅支度をして待っていた娘をひと目見て「苦しい旅になるよ」秒速で気が変わる主人公、拾われっ子で自分の素性を知らされてはいないけど「ヒーリング能力」をもっていて自分がどことなくほかと違うことを感じ始めているペンダントだけが出生のカギを握る娘と旅に出ました。極薄かつすき間だらけの心理描写で多い日も安心?(疑問形)、無味無臭でどこまでお約束のみ繋げてこの先どんなパターンで攻めてくるか、イチローの連続安打試合数と同じくらい楽しみです。
そんなこんなで大変イージーでフラットな本作ですが、それでもなお不足がちな作画力・表現力をセリフでフォローしてくれるので、お子様にもわかりやすくなっております(私は混乱しましたが。え?ひどいケガ?顔に斜線が入ってただけなのに?そうだったのなの?あ、治ってくの?あー今の透過光がそうなんだー)。
動画節約のエコロジー感覚にも目を見張るものがあり、止め絵のブレやパンの乱用で環境にやさしい仕様になっています。(ちなみに演出がアレな作品ほどパンを多用しているようです。いちどチェックしてみてください。頭文字Dセカンド以降とか)ISO140000001くらい認証してあげたい気分です。もっともこんなもんを改めて作る価値があるかどうかとなると、そこは大人の事情というヤツでしょうか。
終ったヤツですが、メダロット魂。
前作と比べて極端なクオリティダウンを見せた本作ですが、そこはやはりおもちゃや関連商品でもう少し儲けたい大人の事情が先走った結果でしょう。最後まで目的を持てず場当り的にイベントに絡んだだけの主人公、影の薄いわき役たち、無味無臭の年上ヒロイン、伏線なしに1話で転ぶ敵役たち…こうして名作はドロの海に沈んで行きました。合掌。